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鉄学の日々
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銅鍋のすゝめ 四
銅鍋のすゝめ 四_c0147740_21211898.jpg

原子番号13 Al
アルミニウム

発見されてからまだ200年ぐらいしか経ってい金属で
鋳造、切削加工、絞り加工などなど
加工がしやすく軽くて丈夫。
その上値段も安く電気伝導も熱伝導も良好。
そのため現代社会のあらゆるところで使われ、
今や欠かせない金属。

そんな金属で出来たアルミ鍋。

一時はアルツハイマーの原因ではないかとも疑われていましたが、
(今ではまったく説得力のない疑いらしいです)
雪平鍋や金色のアルマイト鍋なんかは
昔からよく見かける鍋で、
今ではテフロン加工された鍋も多い。

このテフロン加工
爆発的にヒットし今や定番の調理器具。
フライパンにいたってはほぼアルミ製のテフロン加工が当たり前になっています。

性能も熱伝導がよく(アルミは鉄の3倍、ステンレスの17倍)
肉厚も厚く腐食に強い。
しかも焦げ付くことがまったくと言っていいほど無い。
その上値段も安い。
良いとこだらけ。

でも欠点もちゃんとあって
使っているうちに
どうしても傷ついたりしてはがれたり
熱かけ過ぎて傷んでしまったりして
性能が落ちてしまうことです。

そう言う意味では寿命が短い。
はがれたテフロンが気持ち悪い。
(まさに今家で使っている鍋がそんな感じ)

アルミだからリサイクルしやすいのは
環境に良さそうだけど
やっぱり同じようになるのが分かっていて
また同じものを買う気にはなれないのが
正直なところ。

だからやっぱり銅鍋が欲しい。

そんなところで次回はようやく
銅鍋についてお話しします。

以前の記事 
「銅鍋のすゝめ」(はじめに)
「銅鍋のすゝめ 壱」
「銅鍋のすゝめ 弐」
「銅鍋のすゝめ 参」
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by hammerhead-metal | 2010-03-09 23:41 | 連載 | Comments(0)
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