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鉄学の日々
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春はまだ遠い。
前回の更新から一ヶ月。

先月は今頃春らしくぽかぽかしているだろう事を
想像していたに違いない。


だがしかし!


今のこの天気はどうだ?!
昨日の時点で
出ていて路面はすっかり雪で覆われ
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今は寒々と吹雪いている。

昨日からの雪で
札幌の積雪は
再び100㎝を超えた。

本当に春は来るのか?!

そんな春を待ち遠しく思いながら
今月は
二人の作家さんの作品をお手伝い。

一人目は
「武田浩志」さん
webサイトはこちら「Hiroshi Takeda website」

武田さんは絵画を主に制作しながら
立体制作もしていて
その作品の脚になる部分を制作させていただきました。
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この上に「神殿」シリーズの作品が取り付けられます。

いつも楽しみな作品。


もう一人は
ガラス作家である
「木村直樹」さん。
「Kim Glass Design」代表で、小樽の工房で吹きガラスを使い
素敵なガラス雑貨などを制作販売しています。

今回は吹きガラスで作った作品に
金属(主に銅)を組み合わせて表現したいとのご要望で
パーツを製作。

一つの作品に何点かパーツがつくのですが
その中でも作ってて一番面白かったのが
これ、
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果たして
完成品はどんな風になるのだろう?

これもまた
たのしみです。



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by hammerhead-metal | 2013-03-21 13:42 | 制作日記 | Comments(0)
ふぉーく。
バレンタインデーも終わり
二月も後半に入る。

ロシアでは隕石が落ちて
たくさんの人が怪我をしたらしい。

明日は
40メートルの小惑星が接近するらしいが
天気も悪いし見ることは出来ないだろう。


世の中はそんなんだけど
相変わらず急ぎの仕事もないし
最近は
5月のグループ展のために
売れるような小物の開発をしている。

売れるもので
作れるもの…。

いろいろあるけど
今は実用的なものに力を入れてみようかと
作ったものは

ミルクポット。
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銅の一枚絞りで
モチーフは鳥。
大きさは直径約4cmくらい。

作ってみて
いろいろな人から意見も聞けたが
やはり値段も安く出来なさそうなので
売れ筋ではないだろう。

売れるものって難しい。

まあ、
それはそれで置いておいて、
食器関係なら
スプーンやフォークはどうかとの意見をいただき、
考えてみる。

しかし
今までの経験上
手間の割に単価が低くしなくてはならず、
乗り気ではない。

そんな気持ちだったなか
ふと現実逃避で
以前から作ってみたかった

デザート用フォーク。

ステンレス4mmの丸棒を鍛造。
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柄の部分が二重らせん構造なので
ちょっと難しい。

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鍛造でだいたいの形を作り
サンダーなどで形を整え
最後に二本合わせて巻いて
刃先を磨き
完成!
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やはり
二重らせんは難しく
一度失敗し、これは二本目。
それでも
綺麗にまけたとは言い難な〜。



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by hammerhead-metal | 2013-02-15 19:10 | 制作日記 | Comments(2)
銅器。
先週末
ギャラリー「茶廊法邑」で催されていた
「食とアート展」の搬出に行ってきた。
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この展覧会のテーマが
「食とアート」
と言うことで銅の器を出品してましたが…。


売れなかった…。


まあ、
元々売れるような値段でもないし
その値段ほどの魅力も無かったと
自虐的に考えるが、
それもいつものこと…。

とは言え
今回のテーマは
ある意味
とても勉強になった。

はじめに食器を作ることを考えたが
自分の作る物は金属製。

そもそも金属製の食器と言えば
給食やアウトドアで使うようなアルミ食器か
ナイフやフォーク、スプーンなどが思い浮かぶ。
それ以外だと
錫製食器や銀食器。

悩んだあげく
自分が扱えるのは
銅か真鍮なので
やはりそれで作る事にした。
(ステンレスの器やフォークなどは
何となく作る気にならなかった)

最初は皿を作ろうと思い
金環日食があった時期でもあり
そんなイメージのお皿がいいなと
試作してみた。
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銅と真鍮を合わせて錫を引き
外側の真鍮を引き立てるつもりが
上手くいかず、仕上げを磨きに変更したが
やはり気に入らない。
なので
早々にボツ。

次に角皿を作ってみた。
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作りや仕上がりは悪くは無いものの
今ひとつ。

元々金属製の器って
あまり見ることは無く
なじみの無いものだし、
なんか盛りつけても美味しくなさそう。

悩んだあげく
サラダボウルなら金属でもありかなと思い
作ってみた。
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最終的な錫引き仕上げは
ちょっと自信は無かったが
おおむねイメージ通り、ぎりぎりOKという感じ。

でも
サラダじゃなくて
冷や麦でもいいかも。


それにしても
思い通りに作るのは難しい。






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by hammerhead-metal | 2012-07-17 20:07 | 制作日記 | Comments(0)
我が家の銅製調理器具。
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我が家の調理器具。

去年までぼろぼろに剥げた
テフロンの片手鍋を使っていたが
展覧会にあわせて作った鍋ができたので
念願だった銅鍋を導入。

ついでに
フライパン
ミルクパンも導入。

そして
何年か前にコーヒーメーカーの
サーバーが割れてしまったので
その替わりに作ったポット。

それぞれ使い始めてしばらく経ったら
見事に始めの頃の美しい色は消え去り
変色しまくり。

基本ずぼらなので
色はこのまま変わっていくのを楽しむが、
家庭にある物で
元の色に戻せる物があるか模索中。

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それはそうとして
しばらく使ってみた感じとしては
銅鍋に関しては文句なくいい!

液体を温める時間は
間違いなく短く済む。
火力も小さめでいいので
何となく経済的だ。

そして焦げ付きにくいし
焦げ付いても焦げを落としやすい。

ただ、
フライパンに関しては
使いにくいかも知れない。

それは
あまりにも熱伝導がいいために
炒め物などの接触面積が小さく
水分が少ない固形の物に熱を加えるとき
火力が強いと温度が上がり続けるため。
焦げ付きやすい。

実は繊細な温度管理が
必要になってくる。

普段強火にして炒め物をしている人が
同じように銅のフライパンを使うと
間違いなく失敗する。

銅のフライパンに限らず
銅の鍋もレシピにあるような「強火」は厳禁だ。
「強火」を使うのは水を湧かすときのみと考えていい。

だから
火を上手く使えず
絶対に焦げ付かない物が
いいのなら迷わずテフロンを選んだ方がいい。

裏を返せば
温度管理が上手になれば
銅は素直にそして正直に
こちらの思うような温度になってくれる。

その時,
銅鍋の本当の良さが分かるかも知れない。



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by hammerhead-metal | 2012-02-12 19:11 | 雑談 | Comments(2)
久しぶりの展覧会。
記録的な大雨を降らせた台風も過ぎ去り
ここ北海道では秋の気配を漂わせてきて
今日は少し肌寒い位の気温。


そんな少しうら寂しくなってくるこの季節、
先日まで造っていた銅鍋を
9月の8日に搬入してきた。

なかなか終わらなくてと言うか、
作業日程の計画の甘さというか、
搬入締め切り1時間前という
ぎりぎりの搬入。

学生の頃を思い出してしまった…。

そんなこんなで今日から
札幌芸術の森「北海道クラフト展2011 Part2」
がはじまります。

僕が出品したものは、
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この5点。

造り終わってみると
色々とやり足りなかったと思える事など出てくるが
ともかくやるべき事をやった充実感はある。

多分世間離れした値段をつけているので
売れないと思うが、
実は売れないで帰ってきて
それを早く使って見たいと言うのが
正直な今の気持ちだ。

でも売れたら売れたで
やっぱり嬉しいし、有り難いと思う。






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by hammerhead-metal | 2011-09-11 21:47 | 制作日記 | Comments(0)
展覧会に向けて。
瞬く間に過ぎ去って行く8月。
ブログの更新も滞って
気がついたらもう月末。

アトリエの家賃も早く払わないと…。

そんなこんなで
今月もなんやかんやあってあっという間だった。

来月はクラフト展の搬入がある。

今は追い込みの時期。

今回も
少しネタバレで
途中経過を少し。

追加で
フライパンを制作。

いつもどおり地金の切り出し。
1.5ミリの銅板。
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これを
絞る。
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実際
これを本職にしている方から見れば
下手なんだろうなと思うが仕方がない。
これが今の実力。
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そのほかに
鍋のフタも追加。
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一番手前はまだ制作途中。

顔に似合わず
カワイイ鍋になりそう。


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by hammerhead-metal | 2011-08-26 22:30 | 制作日記 | Comments(2)
銅鍋の制作。
今日は芸術の森にクラフト展を観に行ってきた。

このクラフト展
Part1とPart2に分かれていて
今開催しているのはPart1。

知り合いも出品しているので
それを見に行くというのもあるが、
実はPart2で自分も出品するので
そのための会場下見や作品の雰囲気を
感じるためと言うのが本当のところ。

実際参考になりました。
何せ展覧会というものからここ十数年
離れていたものですから…。

多少ネタバレになりますが
僕は銅鍋を出品しようと考えています。

以前造っていたものを
多少リメイクして。

たとえば
以前造っていた鍋のフタ
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これを焼き鈍して
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形を変え、
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こんな形にしたり
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新たに絞ってみたり。
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と少しずつ制作しています。

一応値段をつけられるそうですが
多分売れないので終わったら自分で使うつもり。
今からそれが一番の楽しみです。


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by hammerhead-metal | 2011-07-18 19:40 | 制作日記 | Comments(0)
天蓋
前回制作していた
槌目の銅板。



今日ようやく納品。



前回のあの銅板は
その後焼き鈍しつつ
平を出し酸洗い。(写真は酸洗い前)
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そして
別のところで作ってもらった
ステンレスフード。
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このフードに化粧板として
槌目の銅板を貼る。
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形が楕円錐台なので
切り出しが面倒。

(このステンレスフードを作った業者さんもきっと大変だったに違いない・・・。)



仕上げは生の銅色でクリヤー塗装。
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裏返すと
バスタブみたい・・・。
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by hammerhead-metal | 2010-09-16 19:23 | 制作日記 | Comments(2)
鎚目
ここ最近の仕事は
銅板に鎚目を付けること。

以前同じような仕事をしたなと
思っていたら、
やっぱりほぼ1年前にやった仕事「33400参照」
同じクライアントで
同じような用途の仕事だった。


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今回は以前より少し小さくなって
t0.8/1000㎜x650㎜の銅板を4枚と
1200㎜x650㎜を2枚の銅板を叩く。
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ひたすら叩かなくてはいけないので
手には水ぶくれが何カ所も出来
腕には疲労がたまっていく。


腕の疲労には
前回同様エアーサロンパスを使用し何とかこなせるが、
手の水ぶくれはガマンがならずどうしたものかと
悩んでいたとき
ちょうどTwitterで誰かが滑り止め付きの軍手が良いと
つぶやいていたのを思い出した。
(このつぶやきの印象が強く
誰の発言だったか分からなくなってしまってすみません)

あわせて最近うちの嫁さんがハマリ始めた
山の本にも同じように
靴下で靴擦れを防ぐ事が出来ると書いてあり、
(靴擦れは汗などの水分が逃げないことが原因らしい)
早速買って試してみると
すこぶる快適だった。

(Twitterでこのことを教えてくれた方には
この場を借りて感謝いたします。)

そしてこの間滋養強壮剤で体にむち打ち、
何とか鎚目はほぼ終わったが、
右腕は重く、手にはマメだらけ。

この後全ての平ら出しが待っている・・・。


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by hammerhead-metal | 2010-09-08 23:48 | 制作日記 | Comments(5)
試作品
今週は本当に天気が良く
北海道らしいからっとした夏空が続いた。

それでも週末は少し崩れるようで
暑かった夏も徐々に冷えて秋に向かっている。

お盆前からの仕事で
なかなかはかどらず空回りしていた仕事が
ようやく終わった。

作った物は銅の箱。
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仕切りが入っていて
総槌目仕上げ。
蓋付きです。
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最近は金槌仕事があまりなかったので
やわになった手が悲鳴をあげて水ぶくれだらけ。
情けない・・・。

仕上げは硫化着色。
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実は元になったサンプルがあり
あらかじめその通りには出来ないであろう事は
先方には了承済みだが
正直その通りには出来なかった事は口惜しい。





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by hammerhead-metal | 2010-08-20 16:41 | 制作日記 | Comments(0)